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促進耐候性試験結果

促進耐候性試験結果


外装用塗料の促進耐候性試験結果が届きました。カタログ上ではいろいろと試験結果等が出ていますが、やはり自分の目で確認しないと気持ちが悪いので何年かに一度促進耐候性試験をお願いして実施しています。
今回は次世代型のハイブリット水性無機塗料の実力が気になりその他の塗料と合わせて実験を行ないました。
促進耐候性試験といっても多くの試験方法があり、各メーカーにより様々な試験方法があるので換算方法については、注意が必要ですが、今回行なったのはTOYOTAが採用している促進耐候性試験で非常にハードな条件で試験を行なうので試験結果が出るのが速いとの事でお願いしました。
今までの促進耐候性試験では200時間を屋外暴露1年相当に換算するので、10年分の促進耐候性試験を行なうとなると83日≒3ヶ月掛るのです。
TOYOTA式は20時間で屋外暴露1年に換算で10日で10年相当の試験結果がでるのです。
しかし、当然人気があり順番待ちと聞いていましたが4月にお願いしていたのが10月ですから半年かかりましたので、結果あまり変わらない・・・・・
さて、試験結果ですが今回は、『二液型水性無機塗料』『4Fフッ素樹脂塗料』『一液型水性シリコン塗料』『二液型ウレタンエナメル塗料』の4種類を100時間と200時間の2種類づつ合計8枚実施しました。
写真では分かりづらいと思いますが二液型水性無機塗料の実力が思いのほか素晴らしいのが印象的でした。
環境に配慮し塗料も進化していますが、まだまだ水性よりも溶剤形の塗料の方が耐候性が良いというのが私の経験ですが、今回の水性無機塗料はフッ素樹脂とほぼ同等または若干優勢でした。
今後より環境優先にて、水性塗料の推進が図られてくるか、塗料自体がフッ素樹脂と同等になってくれば無機塗料がフッ素に変わり代等するかも・・・今後の更なるコストダウンに期待ですね。
その他のフッ素・シリコン・ウレタンについてはおおよそ想像通りの結果になっておりましたが、水性無機の実力を見てもやはり、作業性は悪くても二液型の塗料の方が強度が高いと再認識いたしました。

あくまで塗料の試験結果だけの判断ですので、自分達がその塗料の性能を発揮するように施工しなくては意味が無いのですが、やはり、自分達の目で見ると自信を持って作業も出来ますしお勧めも出来ますので安心しました。