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『品質』

『品質』

塗装の良し悪しとは、何でしょうか?

どれだけ均一に塗膜を形成し、塗料性能を発揮するかどうかということです。 塗装前の工程において、ケレン・粉塵除去・油脂除去などの下地処理、軽量、混練、希釈、養生 があり、後工程として、ダメ拾い、養生撤去、清掃、片付け など たくさんの工程があります。

この一つ一つのどれでも、想いやりを持って塗装工事できるという事。”良い塗装”を 真面目に行う。という事なのではないでしょうか。 それゆえ、塗料製造会社と施工会社が別々に 社会に存在する理由だと思います。

寅さん で有名な山田洋二監督エピソードですが、

「後に残らぬことごと」  映画「たそがれ清兵衛」の話です。

清兵衛の家のセットには、映画に映らないところにまで 気配りが行き届いていまいた。米や味噌をしまう場所がきちんと作ってあり、いつでも取り出せる ようになっていました。朝起きて顔を洗い、便所に行き、米をとぎ炊くための水をどうするかなど、 俳優とともに清兵衛一家の毎日の生活を追い、当時の人の暮らし方を確認することで、演じる人も 演出する人もイメージをつかんでいったのです。 「大切なのは映るか映らないかではない。俳優がセットに入ってきた瞬間、気持ちが切り替わり、 納得して役に入り込めるような世界を創っておく。それが美術の役割」と山川三男美術監督は言っています。  新米の頃、現場で教わった忘れられないことがあります。塗装工事開始の準備で敷地の周囲に仮囲いを 組み、きれいに塗装をしました。塗装工事が終わった頃 所長が見に来て「このペンキ屋はどこだ」と聞きます。 「〇〇塗装店」と答えると「こんな仕事をするようでは、本工事は任せられないな」と言うのです。 歩道面には仮囲いに沿って、ペンキの垂れた後が醜く残っていました。所長の帰ったあと、皮すきと 溶剤、ウェスで歩道のペンキの跡を懸命に落としました。所長は、仮設だからといって道路の養生も せずに塗装し、掃除もしないことへの気配りのなさを教えてくださったのです。

 塗装工事の養生など、無事塗装工事が完了すれば、何も残りません。それでも、映画「たそがれ清兵衛」 のセットのように、「よい仕事をして、お施主さまに喜んでもらいたい」当社全員の願いです。

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